- 毎日語学の勉強をしているけど、すらすら喋れる実感が湧かない。
- リーディングはそれなりにできても、スピーキングには自身が湧かない。
- そもそもグラマー、リーディング、リスニング、スピーキングの何をすれば良いか分からない。
筆者自身の外国語との葛藤
外国語学習者が一度は必ずぶち当たるであろう壁。その壁は千差万別で学習する意図、目的によっても異なるでしょう。私自身もそうでした。学校教育での英語学習の際、テストの点を取るための勉強は真面目に行なっていたので、グラマーとリーディングはそれなりにできていたとは思います。リスニングもある程度(英検準2級)をクリアする実力はありました。
けれども、いざ満を持して中学3年時にカナダへ約1ヶ月のホームスティ。
そう・・・、ボロボロでした。
ホストファミリーとコミュニケーションが図れないどころか、生の英語が殆ど聞き取れない。単語をどうにか拾って何となくそうなんだろうと想像で理解するものの、ろくな返答ができない。挙げ句の果てには相手の言うことを全然違う受け取り方をして、訳のわからない返しをしてイラつかせてしまう始末。そして・・・。
僕は孤立しました・・・。
それまで中学3年間、もっといえば幼い頃に米軍関連の英会話教室に参加した事も相まって、クラスメートよりは英語ができる自負がありましたし、何なら学年1番じゃね?位自信を持っていました。ここで本気で痛感したのは、
英会話教室について
・自分ばかり喋って生徒にあまり喋らせないタイプ
・間違いを指摘しないでそのまま流すタイプ
敢えて説明は不要だと思いますが、結局「教えてやる。」というスタンスが出てしまう教師は一定層存在します。特に従来の教室タイプと違い、オンライン教師になるのはハードルが低いが故に、レベルもどうしても低いと言えるでしょう。その意味では、それなりの価格設定のオンライン教室を選ぶということは必要と言えるかもしれません。
新たな学習法の模索
この方法は語彙力や文法の理解がある程度整っている場合、ネイティブスピーカーの自然な話し方を体得するのに役立ちます。また、シャドーイングはリスニング教材や映画、ニュースなど多様な音声素材で行うことが可能で、学習者の興味やレベルに合わせた教材を選ぶことで、学習効果を高めることができます。このように、シャドーイングは総合的な言語能力の向上に貢献する学習法として広く認知されています。
・スマホとBluetoothさえあればどんな場所でも勉強ができる。
・日常生活、旅行、ビジネス等素材が豊富なので学びたいジャンルを学ぶ事ができる。
とまぁ、多くの方にもハマる学習法ではないかなと思っています。何より勉強したい時に思い立ったらプチ勉強ができるので、スキマ時間を有効活用できるのではないかとも思います。個人的には同じ内容を繰り返しシャドーイングすることによって、表現を記憶することができるので外国人の発音を耳で学びつつ文法も覚える事ができるので一石二鳥なのではないかなぁと。以下はシャドーイングのスマホアプリの一例です。よかったら見てみて下さい。
まとめ
外国語学習者が抱える悩みとして、スムーズに話せないことやスピーキングに自信がないこと、何を学べば良いか分からないことが挙げられます。筆者も学校教育での英語学習では文法とリーディングは得意でしたが、カナダでのホームステイ中、ネイティブの英語が聞き取れずコミュニケーションに苦労しました。
この経験から、学校英語と実際の会話力には大きなギャップがあると痛感しました。特にスピーキング力を向上させるには、英会話教室やオンライン講座での学習が効果的ですが、優秀な教師の予約が取りにくいという問題もあります。筆者はこの問題を解決するために「シャドーイング」という学習方法に注目しました。
シャドーイングは、音声を聞きながらその音声に遅れずに繰り返す訓練方法です。これにより、リスニング力とスピーキング力を同時に鍛えることができます。ネイティブスピーカーの発音やリズムを模倣することで、自然な話し方を身につけることができます。多様な音声素材を使って、興味やレベルに合わせて学習することができるのも利点です。
筆者はシャドーイングを生活に取り入れ、車や家の中で教材を聞きながら練習しています。スマホとBluetoothがあればどこでも学習可能で、スキマ時間を有効に活用できます。同じ内容を繰り返し練習することで、表現を記憶し、発音と文法を同時に学べるため、一石二鳥の学習法といえます。興味がある方は、シャドーイングのスマホアプリを試してみると良いでしょう。