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運良く現役合格したはいいものの…。優秀な人間との差で苦労した大学生活。

内山剛@外国語独学30年

2006年 東京外国語大学中国語学科卒
山口県ゆめ回廊通訳案内士(中国語、英語)
HSK6級195点(2021年)TOEIC825点 (2022年)

現在は韓国語、ベトナム語を独学で学習する独男。

詳しい経歴に関しては定期的に記事を書いていますのでよかったらご覧ください。

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こんな方におすすめ

  • 井の中の蛙を一度でも経験したことがある人
  • 大学で成績がイマイチ伸び悩んでいる人
  • 語学学習でやや躓き気味な人

(前回の内容)カナダで学んだ語学と文化の壁

私のカナダでのホームステイ経験は、予想以上に多くの学びと挑戦をもたらしました。異国の地で生活を始めた時、初めての文化や言語の壁に直面し、不安と期待が入り混じった日々が続きました。しかし、カナダでの経験が私に教えてくれたことは、ただ語学を学ぶだけでなく、異文化に適応する力や、予期しない困難に冷静に対処する重要性でした。

最初の数ヶ月は、言葉の壁や日常生活の違いに戸惑い、何度も挫折を感じました。特に、現地の家族や友人たちとの会話で自分の考えをうまく伝えられないことが多く、孤独や不安に駆られました。しかし、少しずつ自分のペースで環境に慣れ、地元の人々と積極的に交流を深めることで、次第に自信がついていきました。この経験が、今後どの国で生活していくにも大きな財産となり、異文化への理解と尊重を深めるきっかけとなりました。以下の記事をよかったらご覧くださいね!

 


学業の自信が揺らいだ大学受験

高校時代、私は成績が常にトップクラスで、勉強においては何も不安を感じることはありませんでした。模擬試験や定期テストで高得点を取り、周囲からも期待される存在でした。大学受験についても、順調に進んでいると信じて疑いませんでした。志望校を決める際も、特に迷うことなく選び、希望する大学にも合格できるだろうと考えていました。

しかし、実際の大学受験では、思わぬ壁にぶつかりました。私が目指していた全ての私大に合格することができず、前期の外大も落ちました。最終的に外大(外国語大学)の中国語学科に合格しました。この結果に対して、正直なところ、驚きの方が大きかったです。私大全滅は想定してませんでしたし、最後の砦の後期だけ引っかかるとは汗 でもまぁ、「持っている。」ということなのかもです苦笑

それでも、外大に合格したことに胸を張れる自分もいたことは確かです。今考えれば、この出来事が私の人生の大きな転機となり、他者との違いや自分の限界をしっかりと認識するための良い機会となりました。


大学生活の開始と新たな挑戦

大学に入学すると、私は新たな挑戦に直面しました。外大に入学し、期待と不安を抱えながら新しい生活を始めました。しかし、最も衝撃的だったのは、周囲の学生たちの優秀さでした。入学式やオリエンテーションの時に、すでに複数の外国語を話すことができる学生や、海外での経験が豊富な学生たちを見て、自分の力不足を痛感しました。

高校時代は努力すれば成果が出ると信じていた私は、大学ではその信念が通用しないことに気づきました。大学の授業内容やペースについていくのが精一杯で、周りの学生たちとの違いを感じることが多く、焦りを覚えました。特に語学の授業では、基礎がしっかりと身についていない自分にとって、周囲との差をひしひしと感じました。

また、大学生活では自己管理能力が求められ、どれだけ効率よく学べるかが問われます。高校のように、決まったカリキュラムに従うだけでは済まず、自分で時間を管理し、学びのペースをつかむことが必要でした。しかし、私はそのバランスを取るのに苦労し、時間が足りないと感じることが多くありました。


限界を感じた大学生活

大学生活の初期、私は自分の限界に直面しました。高校時代のように、勉強すればすぐに成果が出るという成功体験が通用しなくなり、自分の努力だけではどうにもならない壁を感じるようになりました。言い訳をしてもしようがないのですが、部活動で勉強時間の捻出は多少しんどい部分はあったのは事実です。でも、一人暮らしで授業数も高校ほどあるわけではなく、きちんと時間管理をすれば授業の予習復習をもっとちゃんとできたはずでした。ただまぁ言い換えればキャパオーバーだったのかもしれません。

言い換えると、大学においてはあまり効果的ではなかったのかもしれません。。特に試験前にまとめて勉強する方法では、深い理解が得られず、効率的に学習できていないことが明確になりました。時間をうまく使えない自分に対して、強い無力感を感じていました。

 

留年の危機を乗り越えて卒業へ

大学生活の中で、私は1、2年は留年の危機に直面しました。学業の成績は思うように伸びず、特に語学や専門科目で苦戦していました。このままでは留年してしまうのではないかという不安が常に頭をよぎりました。しかし、私は諦めることなく、留年を避けるために一生懸命努力しました。

まず、時間の使い方を見直し、毎日の学習を計画的に進めることにしました。試験前の一夜漬けではなく、日々少しずつ復習し、学んだことを定着させる方法を取りました。また、周囲の学生たちのアドバイスを参考にし、効率的な勉強法を取り入れることで、語学の成績も少しずつ改善していきました。

その結果、無事に留年を避け、卒業に向けて大きな一歩を踏み出しました。この経験を通じて、努力だけではなく、計画的に物事を進めることの重要性を痛感しました。自分の限界を受け入れ、適切な方法で努力を続けることが、最終的には成果につながることを学びました。

3、4年は主専攻である中国語以外の単位取得がメインになっていきました。もう20年前の記憶なので曖昧ですが、中国語以外はまぁ、良と優の割合が大凡だったのでトータルで見たらまぁまぁどうにか順調に卒業することができたのかなと言ったのが正直な感想です。

まとめ

今回は必ずしも語学学習は関係のない内容ではありましたが、私の学生時代の苦労経験その2をお送りさせて頂きました。特に具体的に何をこうれば良いとかテクニックをお伝えしたいというよりは、何かしらの失敗経験、挫折経験は月日が過ぎても強烈に記憶に残っているものです。でもそれは、別に嫌で嫌でトラウマな記憶ではなく、「あんな時もあった。」とかあの頃があったからまぁ、当時の自分を反省したりとか何かその後にポジティブに働いたんだろうと思う事が多いように思います。

今回読んでくださったあなたも大なり小なり苦労した事があるのかもしれませんがそれは今後の人生に間違いなくプラスに働きます。自分でその現状に気づけたからこそそれを理解することができているわけで、他人がどれだけそれを言ったところで無意味です。自分が気付いたからこそ、です!是非今のその気持ちを大事にして前進できることを心から願っています。

 

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2006年 東京外国語大学中国語学科卒
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